ニンテンドースイッチに有機ELモデルが登場し、2台目を購入、あるいはクリスマスを前にして今まさに検討しているご家庭も多いと思います。家族で遊ぶ時も、お兄さんは『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド』を遊んで、妹ちゃんは『あつまれ どうぶつの森 ハッピーホームパラダイス』をプレイ、なんていう風に分けて遊べたらケンカもありません。
さて、2台目のニンテンドースイッチを購入するにあたって、こんな疑問を持った人はいませんでしょうか。ダウンロードで購入したソフトは、どちらのニンテンドースイッチでも遊ぶことができるのだろうか。遊べたとして、セーブデータの管理はどうなるんだろう、とか。
基本的に2台のスイッチどちらでも遊べますし、セーブデータも管理する方法はあるんですが、ルールもあって好きに使えるわけではありません。また、今まさに遊んでいる人が多いと思われる、『ポケットモンスター』シリーズ本編や『あつまれ どうぶつの森』は少し特殊なので注意が必要です。
ダウンロードソフトをニンテンドースイッチ2台で遊ぶ時のルール
ダウンロードソフトを複数のニンテンドースイッチで遊ぶルールは、実はちょっと変わっていて、意外と正確には理解していない人も多いと思います。ダウンロードで購入したソフトは、そのソフトを購入したアカウントであれば、どのニンテンドースイッチでも遊べます。2台目のニンテンドースイッチを購入したら、自分のアカウントを2台目にも連携させることで、1度購入したソフトは無料でダウンロードできるようになります。
ただしこの時本体に主従がつきます。ニンテンドーアカウントを登録して最初にニンテンドーeショップを起動した本体は自動的に“いつもあそぶ本体”として登録され、優先的に遊べる本体となります。このいつもあそぶ本体は、ニンテンドーeショップのアカウント情報からいつでも変更することが可能です。
いつもあそぶ本体では、ソフトを購入したアカウントでも、それ以外のアカウントでも、いつでも好きにゲームを遊ぶことができます。それ以外の本体では、ソフトを購入したアカウントであれば遊べますが、それ以外のアカウントでは遊ぶことができなくなります。また、ソフトを購入したアカウントであっても、同じアカウントが別のニンテンドースイッチでダウンロードソフトや追加コンテンツを利用していると、起動できなくなります。この確認をする必要があるため、いつも遊ぶ本体ではない方の本体は、ダウンロードしたゲームを遊ぶ際にはオンラインに接続してチェックをしなければいけません。お出かけの時に持っていく場合等は注意が必要です。
1つのダウンロードソフトを2人で共有するやり方
これはすごく勘違いされやすいのでもう1度確認しますが、できないことは、「同じアカウントを使って、2台のニンテンドースイッチでダウンロードソフトや追加コンテンツを同時に遊ぶこと」と「購入していないアカウントがいつもあそぶ本体以外でダウンロードソフトや追加コンテンツを遊ぶこと」の2つです。
ソフトが違っていても、同じアカウントで2つのニンテンドースイッチ本体使い、同時にダウンロードソフトを遊ぶことはできません。ダウンロード購入した『スーパーマリオ8 DX』と『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』を同時に、同じアカウントを使って別々のニンテンドースイッチ本体で起動させようとしても、いつもあそぶ本体の方でしか遊べません。
しかし、アカウントが違う場合、同じソフトでも同時に起動することができます。例えば『モンスターハンターライズ』をダウンロード購入して、別々のアカウントで2つのニンテンドースイッチ本体2台を使い、同時に起動して遊ぶことは可能です。また、インターネット通信を利用して一緒に遊ぶこともできます。ただし、ローカル通信で一緒に遊ぼうとするとエラーがでて遊べません。
■セーブデータはニンテンドースイッチオンラインに加入すると便利
2台目のニンテンドースイッチ本体を購入して、同じソフトをどちらの本体でも遊びたい人はセーブデータを管理する必要があります。セーブデータは手動で移動することもできますが、遊ぶたびにその操作をするのは面倒です。その場合、『ニンテンドースイッチオンライン』に加入して“セーブデータお預かり”機能を利用するのが便利です。
セーブデータお預かり機能があれば、自動的にセーブデータをオンライン上のサーバーにバックアップし、別の本体で遊ぶ時も最新のセーブデータを勝手に持ってきてくれてスムーズに遊べます。
ただたまに、セーブデータお預かり機能の対象外のゲームというものもあります。代表的なのは『ポケットモンスター』シリーズ本編でしょう。今大人気の『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』も対象外です。この場合、遊ぶ本体を変えたい場合は手動でセーブデータの引っ越しをする必要があります。
引っ越しは簡単なのですが、事前に以下の4つの条件がクリアできているかだけ確認してください。本体の初回設定が終わっている。同じニンテンドーアカウントがそれぞれの本体と連携している。本体のバージョンが最新のものになっている。インターネット通信ができる環境。
あとは引っ越したい2台のニンテンドースイッチ本体を用意し、ホームメニューの「設定」にある「データ管理」から「セーブデータの引っ越し」を選んで、画面の指示通りに操作すれば大丈夫。きちんとゲームごとに引っ越しするかどうかを選べます。
■『あつ森』の引っ越しは特別なので要注意
最後に、今遊んでいる人も多い『あつ森』について、このゲームはデータの引っ越しに関して、できることもやり方も特殊なので注意してください。
まず、あなたが島民代表か、そうでないかで引っ越しの仕方が変わります。島民代表である場合は、自分が代表を務める島をほったらかして別の島に移住できないため、“島ごと引っ越し”という形になり、島も、そこに住むどうぶつも、他のプレイヤーキャラクターもまるごと引っ越しすることになります。島ごと引っ越しをする際にはニンテンドーeショップで『あつまれ どうぶつの森 島ごと引越しサービス』というソフトをダウンロードして、このソフトを使って行う必要があり、本体の「セーブデータの引っ越し」は使えません。
あなたが島民代表でない場合は、逆に島ごと引っ越しをすることはできず、“プレイヤーの引っ越し”を選ぶことができ、その場合は一部持っていけないデータはあるものの、所持しているアイテムやベル、お家のデータなど、おおむねそれまでのプレイで得てきたものを別の島に持ち込めます。プレイヤーの引っ越しをする場合も本体の「セーブデータ引っ越し」は使えず、今度は『あつ森』のゲーム内の機能を使って引っ越しすることになります
あつ森の引っ越し作業はユーザーの状況によってパターンが複雑なので、例えば2台目のニンテンドースイッチを買って、新しい島をもう1つ追加して引っ越しをしよう、なんて思っている人は、購入前に任天堂のサポートページをよく読んで検討することをオススメします。
あつまれ どうぶつの森 セーブデータ引越し|Nintendo Switch サポート - 任天堂
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『ダイパ』や『あつ森』は要注意!? 2台目スイッチ、遊び方やセーブ管理の注意すべきポイント - インサイド
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