アスレチックスは21日、傘下3Aに所属している元DeNAのスペンサー・パットン投手(35)をメジャーに昇格させたと発表した。5月以来、今季2度目の昇格となる。

パットンは開幕直後の4月にアスレチックスとマイナー契約し、5月4日に昇格。しかし4試合で防御率6・75を記録した後に40人枠を外れ、マイナーに降格していた。3Aでは今季40試合で4勝1敗、6ホールド5セーブ、防御率4・68。

パットンは14年にレンジャーズでデビューし、カブスを経て17年に来日。DeNAでは“将軍”の愛称で親しまれ、セットアッパーとして活躍。2年目の18年には33ホールドを記録した。20年までの4年間で通算219試合に登板し、12勝9敗、7セーブ101ホールド、防御率3・68を記録した。

21年は米国に戻りレンジャーズとマイナー契約。同年6月に昇格し、復帰1年目は42試合で防御率4・25をマークした。昨季は6月に40人枠を外れてマイナーに降格し、8月に自由契約となった。メジャー通算105試合で5勝4敗、2セーブ18ホールド、防御率5・19。