大リーグで通算225セーブの元守護神、ブラッド・リッジさん(元アストロズ)は13日(日本時間14日)、米ネットラジオのシリウスXMに番組出演。ドジャースが今オフのFA市場でトップ1、2の大谷翔平選手と山本由伸投手を一挙ダブル獲得したことについて、米国の他球団のファンから怨嗟(えんさ)の声が上がっていても気にする必要はないと説いた。
「不公平な戦力とか何とでも言えばいい。だが、ドジャースはコンスタントに勝ち続けてきたからこそ、大谷翔平をして『あのチームに行きたい』と言わしめたのだ。それが実現し、あの契約の構成が明らかになった後は、他のみんなが後に続いた。彼らが帝国を築いたことに拍手を。直近10年間も勝ち続ける方法を見せつけてきたことに拍手を」
ドジャースは大谷をスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1015億円)で、さらに山本を投手史上最高額の12年総額3億2500万ドル(約471億3000万円)でともに獲得。大谷の契約に関しては、チームの補強費を捻出する目的で、自身の年俸総額のうち97%を後払いにするという前例のない契約構造が物議を醸した。
リッジさんのコメントを受け、地元メディアのドジャースネーションは「ドジャースは今オフの補強により、他球団のファンからねたまれる存在になった。戦力の一極集中を不公平で野球精神の冒瀆(ぼうとく)だと見る向きもあるが、リッジの見方は違う。彼はチーム構築に向けたドジャースの攻撃的なアプローチを理解しているし、他球団も同じくらいの資金があれば、同様の補強をためらわないことも認識している」と同調した。
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大谷翔平&山本由伸をダブル獲得のドジャース、MLB通算225セーブ元守護神が「不公平な戦力とか何とでも言えば ... - 中日新聞
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