オリオールズ藤浪晋太郎投手(29)が、今季2セーブ目を挙げた。

5-4の延長10回に8番手で登板。タイブレークで無死二塁からスタートし、先頭打者のエスコバルを中飛に抑えた。二塁走者が三塁へ進塁。1死三塁のピンチを迎えた。

ここから藤浪のギアがさらに上がった。9番キャベージを100・2マイル(約161キロ)の直球で空振り三振。1番シャヌエルに対しては、93・8マイル(約151キロ)のスプリットで空振り三振に仕留めた。

試合後、三振の場面について「ランナー三塁ですし、バットに当たって前に飛ぶと何が起こるか分からない。特に前進守備なので、点数入りやすい状況ですし、絶対三振をとるつもりで、狙って三振を取りにいって投げた球です」と振り返った。

2者連続三振で試合を締め、8月13日のマリナーズ戦以来となる2セーブ目。9球中7球がストライクで、連続無四死球登板は9試合に伸びた。安定感のあるピッチングで、チームの4連勝に貢献した。