女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会決勝トーナメント1回戦 日本3―1ノルウェー ( 2023年8月5日 ウェリントン・リージョナル )
高さを誇るノルウェーの前に、GK山下が立ちはだかった。2点リードの終了間際、相手の強烈なヘディングシュートを左手一本でビッグセーブ。1点差なら流れが変わる可能性もあっただけに「このために準備してきたことがある」と胸を張った。
19年W杯で16強、21年の東京五輪は8強で敗退した悔しさを味わっている分、今大会に懸ける思いは人一倍強い。7月下旬、選手だけの話し合いで団結の重要性を確認し合った後、口下手の山下が「円陣しよう」と呼びかけた。周囲も驚いたが、その言葉をきっかけに肩を組み、互いが顔を見合った。目頭を熱くし、涙をこぼす選手もいたという。
「(練習パートナー2人を含めた)25人全員でやっていくのが一番大事。W杯2大会目で学んだ」と山下。前半20分には今大会初失点を喫したが、その後は守備陣が冷静に対応した。「(以前は)どこか頭の隅で負けるかもしれないというネガティブなところがあった。この大会はそういうのがない」と言い切った。
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なでしこ守護神・山下 終了間際の神セーブ「このために準備してきたことがある」 - スポニチアネックス Sponichi Annex
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