日本代表MF久保建英(21)が所属するレアル・ソシエダードは敵地でビリャレアルに0-2で敗戦した。

日本代表活動を終えてチームに戻った久保はいきなり先発入り。開始5分には右サイドから持ち込んで左足でシュートを狙い、右隅を捉えたもののGKの好セーブにあった。

その後はビリャレアルに押し込まれる展開。流れを変えたい中で前半43分には前線からの厳しいプレスで相手のパスを引っかけ、敵陣深くでマイボールに。しかしクロスがFWセルロートと合わず、得点はならなかった。

後半に入っても積極的に得点を狙う。8分にはふたたび右サイドから切り込みペナルティーエリア内からシュート。クロスバーを直撃し、得点とはならなかった。

続く15分にも右サイドから今度はクロスを中央へ。ペナルティーエリア内で受けたMFメリーノはフリーだったが、右足ダイレクトで合わせたシュートはわずかに右へ外れた。

攻撃面でチャンスを多く作り出したがゴールネットを揺らすには至らず、後半25分にFWチョーとの交代でベンチに下がった。チームはその後の32分にPKで先制され、36分にも追加点を奪われて完敗だった。

来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権をかけて現在4位のRソシエダードだが、試合終了時点で5位ベティスとの勝ち点差はわずかに3。6位のビリャレアルに勝ち点3を許したことも痛手だった。