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ありがとう、「キング・オブ・クローザー」。デニス・サファテの活躍を振り返る - スポーツナビ - スポーツナビ

 サファテ投手は2011年に広島に入団し、来日1年目から抑えとして35セーブを記録。さっそくその実力を証明したが、続く2012年は前年最終盤に負った故障の影響もあり、調子を崩してクローザーの座からも外れることに。しかし、同年オフに埼玉西武へ移籍すると再び調子を取り戻し、中継ぎと抑えを兼任しながらフル回転の活躍を見せた。

 2014年からは福岡ソフトバンクに活躍の場を移し、移籍初年度からクローザーの座に定着して、セ・パ両リーグで30セーブの快挙を達成。2015年には当時のパ・リーグ記録を塗り替える41セーブを挙げ、自身初の最多セーブを受賞した。翌2016年には前年に自身が打ち立てた記録を早くも更新し、2年連続の最多セーブに輝いている。

 在籍4年目を迎えた2017年は例年以上の安定感を誇り、NPB史上初となる50セーブ超えという偉業を成し遂げた。日本シリーズでも3イニングを投げた第6戦を含め、3試合・5イニングを無失点という圧倒的な投球を披露。3年連続となる最多セーブのみならず、シーズンMVP、日本シリーズMVP、正力松太郎賞といった各種の個人賞も総なめにする、まさに歴史的なシーズンを送った。

 サファテ投手はこの時点でNPB通算229セーブと、名球会入りの目安となる通算250セーブまであと21に迫っていた。過去の実績を考えれば名球会入りは間近かと思われたが、2018年に股関節を負傷し、手術を行ってからは故障との戦いに。2019年にはプレシーズンに実戦復帰を果たすも本来の状態には戻らず、2020年には再び手術を受けた。その後も日本での復帰登板は叶わないまま、2021年限りでの現役引退を決断している。

 ここからは、サファテ投手が打ち立てた数々の記録や、思い出深いシーンの数々を、映像を交えながら振り返っていきたい。続きはパ・リーグ.comで。

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