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【ワシントン=中村亮】新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領トランプ氏は3日、ツイッターに投稿した動画で「今後数日間が正念場になる」との見方を示した。複数の米メディアは3日、トランプ氏が2日にホワイトハウスで酸素吸入を行っていたと報じた。容体が急速に悪化していた可能性がある。
トランプ氏の主治医のシェーン・コンリー氏は3日夜時点でのメモで、トランプ氏の容体について「引き続き元気だ。医師団は注意深く見つつも楽観的だ」と説明した。一方、メドウズ大統領首席補佐官は同日午前、記者団に対し「完全回復に向けた明確な道筋は立っていない」と指摘し、トランプ氏の容体に関し、医師団と温度差が浮き彫りになった。
メドウズ氏によるとトランプ氏の血中酸素濃度が2日、急速に下がった。これを受けてトランプ氏が酸素吸入を行ったとみられ、事態が緊迫していた可能性がある。コンリー氏は酸素吸入について「いまはしていない。昨日もここで我々といるときはしていない」と説明。米軍医療施設への入院前にホワイトハウスで酸素吸入を行った可能性は否定しなかった。
トランプ氏は3日、ツイッターで4分程度のビデオメッセージを投稿し、「今後数日間が正念場になる」とした。また「ここにきた時はあまり調子が良くなかった。いまはかなり回復した」と説明した。「私はすぐに戻る。(11月の大統領選に向けた)選挙活動をやり遂げたい」と語った。一時中断している選挙活動への早期復帰に意欲を示した。
ホワイトハウスは3日、トランプ氏がワイシャツやスーツ姿で書類に目を通して執務を行う2枚の写真を公表した。入院中も米国民のために仕事をしているとアピールする狙いがある。
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