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地方創生 若者が解決策 能登町合宿型フィールドワーク - 中日新聞

事業実現へ今後の活動について話し合う平美由記さん(左から2人目)と参加学生ら=能登町役場で

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 能登町の活性化や地域課題の解決策を探ろうと、全国各地の大学生と高校生計十五人が、同町で六日間の合宿型フィールドワークを行った。町役場で開かれた成果発表会では、特産のブルーベリーの農家や同町宮地の農家民宿群「春蘭(しゅんらん)の里」などと協力した新たな事業案が提案された。

 「リクルート」(東京)が初めて企画した「WOW!BASE合宿型フィールドワークプログラム」の一環で、慶応大や青山学院大、広島大や新潟大といった各地の学生十人と、首都圏などの高校生五人が参加。「ブルーベリーのブランド化」「春蘭の里の誘客」「リモートワーカー(オフィスから離れた場所で働く人)の誘致」の三テーマに分かれ、二月二十二日から聞き取り調査などを行ってきた。

首都圏学生ら人材誘致など提案

 最終日の同二十七日に開催された発表会では、若い発想を生かしたアイデアが次々と披露された。同町笹川のブルーベリー農家平美由記さんと活動した班は、高齢化による労働力不足解消へ、全国のブルーベリー好きに農業体験の権利を年単位で販売するオーナー制度を提案。特典として、収穫した果実の中でも特に品質の良い特選ブルーベリーを贈るサービスも考案した。

 春蘭の里のグループは、客足が鈍る冬季に全国の中学、高校を対象に、町が実績を上げている課題解決型の学習を行う合宿を受け入れることを提案。リモートワーカーの班は、海洋事業をテーマにしたビジネスコンテストの実施を企画した。

 発表会では、各班が事業実現へ内容の変更も考えながら、今後も活動を続ける方針を確認。参加した立命館大二年の桑木健成(たける)さんは「地方創生にひとごとではなく当事者として関われたことが大きい。実現へこれからも動きたい」と話した。 

  (加藤豊大)

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March 08, 2020 at 10:01AM
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