楽天の育成右腕・清宮虎多朗投手(23)が15日、仙台市内の球団事務所で育成再契約を結び、250万円増となる年俸500万円で契約を更改した。
5年目の今季は2軍で主に抑えを務め、イースタン・リーグでは22セーブでセーブ王に輝いた。6月末の同リーグ・ヤクルト戦(戸田)で球場表示は159キロ、球場の計測システム・ホークアイでは自己最速を更新する161キロをマークしたという。一方で制球力や変化球の精度の向上など課題も多い。
トミージョン手術を乗り越えた苦労人で、荒削りながら圧倒的なスケールが魅力だ。球団は“未完の大器”に期待を寄せており、育成選手ながら年俸は倍増となった。
支配下登録を当面の目標に掲げており、球団を通じて「抑えというポジションをやらせていただき、少ない点差のなかで守り抜くという、試合勘や経験を積めたのが良かったです。シーズンを通して戦って、コンディションが良くなったり、悪くなったりする中で、調整の仕方や制球の面で課題が見つかりました。来季はそこを改善し、支配下登録はもちろん、1軍の戦力、勝利に貢献することを目標にやっていきたいです」とコメントした。
また、水上桂捕手、沢野聖悠内野手、江川侑斗捕手もこの日、育成再契約を結んだ。
▼水上 前半は良い形で入れたのですが、後半はケガをしてしまったので悔しいシーズンでした。試合に前半は多く出させていただいて、投手の球の見え方や、バッティングの部分では大きく変えていけたので、それが結果として出たところが良かったです。来年は支配下を目指して頑張ります。
▼沢野 出場機会は多く積めなかったですけど、スキルアップ、レベルアップができ、それがシーズン後半になるにつれてゲームで出せるようになりました。また、バッティングでは探り探りやっている中で、シーズン終盤に形とまでは言わないですけど土台というところを作れたと思うので、来年に向けて良い形にできるようにやっていきたいです。まずは支配下登録を第一優先に考え、全体的なスキルアップを図り、2軍で多くの試合に出られるように頑張ります。
▼江川 結果を出そうとしていたシーズンだったので、それが数字として出なかったので悔しいシーズン、苦しい一年でした。守備面で自信がない部分が多かったのですが、いろいろな練習方法を取り入れていくなかで自信がついた部分が多くあったので、試合中でも落ち着いて守れるようになりました。支配下登録はもちろん、2軍でまず一番手になる、キャッチャーでも3割打つ、勝てる捕手を目指して頑張ります。
(金額は推定)
楽天の161キロ右腕・清宮が年俸2倍増で再契約 来季が育成6年目で「1 ... - 毎日新聞
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