◇２１日 「２０２３ パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第４戦 オリックス３―２ロッテ（京セラドーム大阪）
オリックスの守護神・平野佳寿投手（３９）は２点リードの９回に登板。いきなりパ・リーグ本塁打王のグレゴリー・ポランコ外野手（３２）に右中間へのソロ本塁打を浴びたが、後続をしっかりと打ち取り、クライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージでの３セーブ目を挙げた。
９回、最後の打者山口を三直に打ち取り、ガッツポーズするオリックス・平野佳
「勝ち切れたので良かったと思います」。前夜（２０日）の試合後、セ・リーグ優勝の阪神が日本シリーズ進出を決めた瞬間を京セラドーム大阪のサロンに映し出されていたテレビ中継で見たという。阪神の指揮を執るのは平野佳に先発からリリーフへの転向を指示した岡田彰布監督（６５）だ。そこから日米通算２５０セーブを達成するまでになっただけに、恩師とも言えるが、格別な感情は持ち込まない。
「別に感慨深いものはないですけど、京セラドームが阪神ファンでいっぱいにならないでほしいなとは思います。そこだけですね。阪神ファンが熱いので、オリックスファンもぜひ来てほしいなと思います」
阪神の印象は「見ていて強いなと思いますし、いいところで点を取って勝ちきっているというイメージ。ホント手ごわいと思います」。しかし、オリックスは３年連続の日本シリーズ出場。「３回目やぞ、というちょっとした強い気持ちも大事やと思う」とディフェンディングチャンピオンとして受けて立つ構えだ。
ヤクルトと対した過去２年間の日本シリーズは計５試合で０勝０敗１セーブ、２ホールド。通算５イニングを１失点にまとめている。今回は１９６４年以来の日本シリーズでの「関西ダービー」となるが、「ブルペンは任されたところを全うするだけ。一人ひとり打ち取っていくだけだと思います」と意気込んだ。
関連キーワード
オリックス平野佳寿がCSファイナル3セーブ目 日本シリーズに「京セラドームが阪神ファンでいっぱいにならないで ... - 中日新聞
Read More
Bagikan Berita Ini
0 Response to "オリックス平野佳寿がCSファイナル3セーブ目 日本シリーズに「京セラドームが阪神ファンでいっぱいにならないで ... - 中日新聞"
Post a Comment