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【小島伸幸 好セーブ】最終ラインと前線の間が間延び…スウェーデンは米国より戦いやすい - サンスポ

小島伸幸氏

日本の1次リーグ突破は予想していた。スペインと一騎打ちになると思ったが、日本は3連勝。決勝トーナメント1回戦でもノルウェーを3-1で撃破するなど、強い日本を見せてくれた。

ここまで勝ち上がれた一番の要因は3バックにしたことだとみる。両サイドが高い位置に張れるし、守備的MF長谷川唯が落ち着いてボールを持つことができている。そして長谷川に相手マークがつくと、今度は1・5列目の選手がフリーになる。このシステムが相手を混乱させている。カウンター攻撃を受けても、最終ラインが落ち着いて防ぐなど、攻守ともにうまくはまっている。

今後の勝ち上がりのためのキーマンは2人。まずは5得点のFW宮沢。とにかくスピードがあって、相手の裏をつくことがうまい。ストロングポイントをわかっていて、いうなれば〝女版・浅野拓磨〟。今やシンデレラガールで、準々決勝でもゴールを期待できる。

もう一人はDF熊谷。12年前の優勝メンバーの1人で欧州リーグを渡り歩いた、その経験は何よりも大きい。強固な守備をもたらしているのは、彼女のおかげと言っても過言ではない。

11日の準々決勝の相手はスウェーデンに決まった。米国よりは戦いやすい印象で、最終ラインと前線の間が間延びして、日本のパスサッカーは有効に使えるはず。ただ高さはあるので、セットプレーには注意したい。

攻守で安定している今回の日本にとっては、大きなチャンス。2度目の優勝を狙ってほしい。(サンケイスポーツ専属評論家)

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