ＭＬＢセーブ王ヘンドリクス、がんを公表インスタで決意「乗り越えてみせる」 - デイリースポーツ

　米大リーグ、ホワイトソックスの守護神、リアム・ヘンドリクス投手（３３）が８日（日本時間９日）、自身のインスタグラムで免疫系がんの一種、非ホジキンリンパ腫を発症したと公表。あす９日から治療を開始することを明かした。

　豪州出身のヘンドリクスは１１年９月にツインズでメジャーデビューし、アスレチックス時代の１９年に２５セーブを記録し、抑えとしての地位を確立。２０年オフにホワイトソックスと４年５４００万ドル（約７１億３０００万円）で合意し、移籍１年目の２１年にリーグ最多の３８セーブをマークした。昨季は５８登板、４勝４敗３７セーブ、防御率２・８１で２年連続３度目の球宴出場を果たした。

　メジャー１２年の通算成績は４７１試合、３１勝３４敗１１５セーブ、防御率３・８１。２０、２１年に連続でマリアノ・リベラ賞（ア・リーグ最優秀救援投手賞）を受賞。

　ヘンドリクスはインスタで「『がん』という言葉を聞いたときは、多くの家族がそうであるように妻も私もショックを受けました」とがん告知直後の心境を描写する一方で「しかし、これまで人生において障害に直面したときと同じようにこの戦いを受け入れ、新たな困難に打ち勝つと決意している」。さらに「あすから治療が始まりますが、一日も早く完治させてマウンドに戻ることができると確信しています。乗り越えてみせる」と、復帰登板への意欲を見せた。

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