FWメッシ(35=パリ・サンジェルマン)が神セーブをかいくぐり、ワールドカップ(W杯)通算11ゴール目を決めた。

前半32分、アルゼンチンFWアルバレスのシュートを止めようとしたクロアチアGKリバコビッチが接触し、イエローカードを受けた。PKのキッカーを託されたのはメッシ。勢いに乗るクロアチアの守護神を前にしても、百戦錬磨のエースは動じない。冷静かつ豪快に、シュートを右上に突き刺した。

リバコビッチは、決勝トーナメント1回戦の日本戦、準々決勝のブラジル戦で、2度のPK戦勝利に貢献。どちらも相手の1人目のシュートを読み切り、完璧に止めていた。この日もメッシが蹴る方向を読んで飛び込んだが、それを上回る完璧なシュートがゴール右上に鮮やかに決まり、止めることができなかった。