強い覚悟を持って2年目のシーズンを戦っている。広島の栗林良吏投手(25)が5日の巨人戦(マツダ)で3―0の9回に登板。4月24日のDeNA戦以来のマウンドだったが、無失点で切り抜け6セーブ目を挙げた。
ただ、圧巻の投球とはいかなかった。先頭・立岡は空振り三振も、八百板には四球を与えた。続く香月に外野に抜けそうなライナー性の打球を打たれたが、一塁・坂倉が飛びついてキャッチ。飛び出していた一走・八百板もアウトとした。
前回登板から間隔が空いた。栗林は「自分の中ではあまり(感覚は)変わりないかなと思ったんですけど、マウンドに上がったら結構(球が)高めにいってしまった。もうちょっと工夫してやらなきゃいけないのかなと思う」と反省を口にした。
そんな栗林は今年、ある思いを持って臨んでいる。それが「セーブ数を気にしないように」ということ。「登板機会を大事にしたいなと。その中で(3点差以内の)点差があってのセーブっていう考え方にしたいなと」
その理由をこう説明する。「セーブを気にしてしまうと、4点差、5点差で投げる時や同点の時に『今日セーブつかないや』って(気持ちが出る)。そういうモチベーションには(自分は)絶対なりたくないなと思って」
今年はここまでの11試合のうち同点での登板が1度、4点差と5点差の場面でもそれぞれ1度ずつ投げている。そしていずれの試合もすべて無失点で切り抜けている。コイの守護神は今年もストイックにチームの勝利を追い求めていく。
コイの守護神・栗林が2年目の覚悟「セーブ数は気にしない」ストイックな理由 - 東スポWeb
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