J1第12節のFC東京対サガン鳥栖戦で、FC東京のGKヤクブ・スウォビィクがあわやオウンゴールかというバックパスを左手でスーパーセーブする場面が見られた。J2リーグでは今年4月に同様の事象があった際、誤った競技規則の適用によってレッドカードが出され、再試合が決まるというトラブルに発展。だが、今回はノーカードと判定され、正しい運用で試合が進んでいる。
0-0で迎えた後半2分だった。FC東京の今季J1初先発出場となったDF中村帆高が右サイドからバックパスを送ると、これがゴールマウスの方向へ。スウォビィクは一度は足を伸ばして処理しようとしたが、惜しくも届かず、ゴールラインギリギリのボールを左腕でかき出した。GKはバックパスを手で扱うことは許されていないため、これは反則行為。鳥栖に間接FKが与えられた。
笠原寛貴主審はここでスウォビィクにカードを提示せず。競技規則には「ゴールキーパーが自分のペナルティエリア内で認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」と明記されており、適切な判定だった。
4月6日のJ2第8節モンテディオ山形対ファジアーノ岡山戦では同様のシーンで山形GK後藤雅明にレッドカードが提示され、試合後に「競技規則の適用ミス」が発覚。一度は岡山の1-0勝利で試合が終了にしたにもかかわらず、後日の再試合が決まるというJリーグ史上例のないトラブルに発展していた。今回はミスが繰り返されず、ノーカードのまま試合が継続。鳥栖は間接FKを決めることができず、0-0のまま試合が進んでいる。
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FC東京GKがバックパスをスーパーセーブ! ノーカード再開で“再試合”の悪夢回避 | ゲキサカ - ゲキサカ
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