アウェーのアトレチコ・マドリード(スペイン)が1点を守り切って、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に勝利。2戦合計2-1で2年ぶりに8強に進出した。

AマドリードはGKオブラクが2度の「神セーブ」でチームを勝利に導いた。

前半13分、相手MFブルーノ・フェルナンデスの速い右クロスをゴール前のエランガが左足でシュート。オブラクはこれを顔面でブロックし、得点を許さなかった。

Aマドリードは同41分にFWグリーズマンの右クロスを、逆サイドから入ってきたロディがヘディングで押し込んで先制した。

後半になると攻められる展開が続いたが、またしてもオブラクがゴールを死守した。

後半32分、相手右サイドからのFKをバランがヘディング。オブラクはこれを右手1本ではじき、直後のロナウドのシュートもがっちりキャッチした。

試合はそのまま1-0で終了。オブラクはプレーヤー・オブ・ザ・マッチこそ主将のMFコケに譲ったが、そのコケは「自分の中ではオブラクが世界一のGK。今夜もそれを証明してくれた」と守護神をたたえた。