２年目のジンクス打破へ、広島の栗林良吏投手（２５）がいろいろなツールを活用している。ルーキーイヤーの昨季は守護神として５３試合に登板し、新人最多タイの３７セーブを挙げて、防御率０・８６。セーブ失敗は一度もなかった。
もちろん、自らの立ち位置にあぐらをかくことはない。「ポジションが決まってるとか、そういう気持ちはまったくなくゼロからだと思う。自分もアピールしなきゃいけないと思ってますし、自分で自分の場所を確立しなきゃいけない」と決意のほどを明かす。
さらなるステップアップのため、積極的に情報収集にも励んでいる。活用しているのは「時間がある時は見ている」というユーチューブだ。「実績がたくさんあっ、てプロを長く経験された方の話というのは、絶対ためになることですし、せっかくユーチューブで出してもらえるので、見て損は絶対ないと思う」
トヨタ自動車ＯＢで現在、テクニカルアドバイザーを務める元中日・吉見一起氏の「コントロールチャンネル」や、元ロッテ・里崎智也氏の「Ｓａｔｏｚａｋｉ Ｃｈａｎｎｅｌ」などプロ野球ＯＢのチャンネルを見て自身に生かせることがないか探しているそうだ。
昨季は新人王を獲得したが、満足することはない。「与えられたポジションで結果出すのがプロ野球選手だと思う」と話す栗林は「首脳陣の指示に従って、そこで結果出せるように僕は準備したいなと思います」とさらなる飛躍を誓っている。
広島・栗林「絶対ためになる」 ２年目のジンクス一掃へ…本気の “ユーチューブ学習” - 東スポWeb
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