様々なレトロゲームのセーブデータを保存できる「Cartridge Reader」が店頭入荷、PC不要 - AKIBA PC Hotline!

Cartridge Reader。写真はSA-1/N64コントローラーパック対応モデル

　スーパーファミコンやNINTENDO64といったレトロゲームのセーブデータをゲームカートリッジから直接読み書きできるというデバイス「Cartridge Reader」が、家電のケンちゃんに入荷した。ラインアップは標準仕様モデル、SA-1対応モデル、SA-1/N64コントローラーパック対応モデルの3種類で、販売価格は順に15,600円、17,500円、19,400円。基板カラーは複数用意されており、このほかに各種ゲームカートリッジに対応させる変換アダプタや、ウッドベースなどのオプションも販売されている。

ゲームカートリッジからセーブデータを取り出しmicroSDカードに保存できるデバイス

　Cartridge Readerは、スーパーファミコンやメガドライブ、ゲームボーイ、NINTENDO64などのゲームカートリッジからセーブデータを取り出し、microSDカードに保存ができるというデバイス。セーブデータの読み込みのほか書き込みにも対応している。

　本体には各種ゲームカートリッジを挿入するスロットが複数用意されており、標準状態でゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、メガドライブ、GENESIS、スーパーファミコン、SNES(Super Nintendo Entertainment System)、NINTENDO64のカートリッジを装着可能。

　また、別売りの変換アダプタを利用することで、ファミコン、NES(Nintendo Entertainment System)、SEGA MASTER SYSTEM(海外版)、ゲームギア、PCエンジン、TurboGrafx-16、ワンダースワン、ネオジオポケットのゲームカートリッジにも対応できる。

　本体には小型のディスプレイと操作用ボタンが用意されており、PCを使わずにスタンドアローンで使用可能。また、Arduinoベースのシステムを利用しているため、PCと接続しArduino IDEをインストールすることで、コードを編集することもできるという。電源はUSB給電式。

　なお、同店によると「標準仕様モデルで基本的なゲームカートリッジに対応できるが、SA-1チップを搭載する一部のスーパファミコンのゲームやNINTENDO64のコントローラーパックを利用する場合は対応モデルを選んでほしい」とのこと。