ブルージェイズがナショナルズから守護神ブラッド・ハンド投手をトレードで獲得した。ナショナルズは若手有望株のライリー・アダムズ捕手を手に入れる。MLB公式サイトが伝えた。

2011年のメジャーデビュー当初は先発投手を務めていたハンドだが、パドレス時代の17年からクローザーに役割を変え、18年は32セーブ、19年には34セーブをマーク。新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズンが短縮された昨季は、両リーグ最多の16セーブを挙げた。

ブルージェイズはこれまでクローザーを固定せず、どちらかと言えば状況に応じて使い分ける方針だった。だが、今後はハンドとジョーダン・ロマノ投手とでブルペンを支えることになりそうだ。

チャーリー・モントーヨ監督は「連勝を重ねたいのなら、2人のクローザーを擁しておけば、まず間違いがない」とコメント。「素晴らしい補強だ。チームの力になってくれるだろう」とハンドを歓迎した。