米東部ペンシルベニア州の連邦地裁は21日、大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領が勝利した同州の選挙結果を巡り、不正の可能性を指摘した共和党トランプ大統領陣営の訴えを「証拠がない」として棄却した。州当局は23日に選挙結果を承認する予定だが、陣営は上訴を検討している。米メディアが伝えた。
大統領選の敗北を認めていないトランプ氏が重要州で続ける抵抗のうち、主要な法廷闘争だったとされ、大きな打撃となった。共和党側は、トランプ氏が僅差で敗れた中西部ミシガン州でも23日の結果承認を阻止しようと試みているが、打つ手は限られてきている。
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