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「インフルより致死率低い」コロナでトランプ氏投稿…リスク軽視でツイッター警告、FBは削除 - 読売新聞

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 【ワシントン=横堀裕也】米国のトランプ大統領は6日、新型コロナウイルスについて、「大半の人にとってはインフルエンザよりも致死率がはるかに低い」とツイッターに書き込んだ。自身も感染した新型コロナの脅威を軽んじるような発信に対し、米メディアは専門家の話を引用するなどし、「道徳的な観点からも非難されるべきだ」(NBCニュース)と批判している。

 トランプ氏はこの投稿で、新型コロナを巡る経済活動の制限などに異議を唱えた。これに対し、米ツイッター社は6日、「不正確かつ危険を招きかねない情報だ」として投稿に警告を付ける措置を取った。米CNNは、トランプ氏が同様の投稿を行ったフェイスブックは削除措置を取ったと伝えた。

 トランプ氏の主治医ショーン・コンリー氏は6日の声明で、5日に退院したトランプ氏に「症状は見られず、全体的に極めて良好な状態が続いている」としている。

 トランプ氏は6日のツイッターへの投稿で、民主党のジョー・バイデン前副大統領との間で15日に予定されている2回目の大統領選テレビ討論会について、「楽しみにしている。素晴らしいものとなるだろう」と、参加に意欲を示した。

 一方、バイデン氏は6日、記者団に対し、「トランプ氏が(15日の時点で)まだ感染しているということであれば、討論会は見送るべきだろう」と述べ、トランプ氏の症状を慎重に見極めるべきだとの立場を示した。

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