サッカーJ1は第33節、首位のヴィッセル神戸を勝ち点「2」の差で追う2位の横浜F・マリノスは、10位のアルビレックス新潟に0対0で引き分けました。
25日、ヴィッセルがホームで名古屋グランパスに勝つと、最終節を前にヴィッセルのリーグ初優勝が決まります。
J1の優勝争いは、残り2節で勝ち点「65」の首位・ヴィッセルと、勝ち点「2」の差で追う2位のF・マリノスの2チームに絞られています。
連覇を目指すF・マリノスは24日、ホーム最終戦で10位のアルビレックス新潟と対戦しました。
F・マリノスは前半からボールをキープして主導権を握り、フォワードのヤン・マテウス選手やアンデルソン・ロペス選手がゴールを狙いますが決められず、両チーム無得点で試合を折り返しました。
後半、F・マリノスは西村拓真選手や水沼宏太選手、宮市亮選手といった攻撃的な選手を投入して相手ゴールに迫りました。
しかし、アルビレックスのゴールキーパー、小島亨介選手の好セーブに阻まれ、20本のシュートを打ちましたが最後まで得点を奪えず0対0で引き分けました。
この結果、F・マリノスは勝ち点「1」で首位のヴィッセルとの差を「1」に縮めましたが、25日ヴィッセルがホームで名古屋グランパスに勝つと、最終節を前にヴィッセルのリーグ初優勝が決まります。
F・マリノス 喜田「全力を出して引き分けだった」
横浜F・マリノスのキャプテン、喜田拓也選手は「チームに必要だったのは勝ちしかなかったが、全力を出して引き分けだったのでそういうことだと思う」とことばを絞り出すように振り返りました。
また、この試合でイエローカードを出され、警告の累積で最終節の試合に出場できないことについて「練習の中でも日々伝えてきているが、仲間を信頼している。アウェーで勝つための準備を自分もしていきたい」と話しました。
そして、最終節に向けて「連覇を意識せずにしっかり覚悟を持って臨んできたシーズンだった。サポーターの声援はまだ死んでいないし、背中を押してくれていて誇りに思っている。自分たちの意地を見せられるようにチャレンジしていきたい」と話していました。
川崎フロンターレが鹿島アントラーズに勝利
サッカーJ1、第33節のもう1試合は川崎フロンターレが鹿島アントラーズに3対0で勝ちました。
フロンターレはレアンドロ・ダミアン選手が2得点をあげ、ホームでの最終戦を白星で飾りました。
アントラーズは6試合勝利がありません。
J133節 2位マリノス引き分け あすヴィッセル勝てばリーグ優勝 ... - nhk.or.jp
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