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巨人大勢 いきなり被弾でヒヤヒヤも14セーブ目 広島戦は苦手対戦防御率まさかの1125 - スポニチアネックス Sponichi Annex

<広・巨>最後を何とか締め大城(左)と抱き合う大勢 (撮影・奥 調)
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 巨人の守護神、大勢投手(23)が広島戦(マツダ)でいきなり一発を浴びながらも今季14セーブ目を挙げた。

 5―2と3点リードで迎えた9回に5番手として登板。最初に打席へ迎えた坂倉に初球の高め151キロ直球を右翼ポール際へ放り込まれ、いきなり2点差とされた。

 代打・韮沢はフォーク、スライダー、フォークで3球三振。野間も変化球中心で攻め、フォークで三ゴロに打ち取って2死走者なしまでこぎつけた。

 だが、代打・田中にはフォークを二塁内野安打とされ、代打・松山は四球で歩かせて2死一、二塁とピンチに。ここで打席へ迎えた上本は二ゴロに打ち取った。吉川が打球処理にもたつき、二塁ベースカバーに入った門脇へトス。塁審は松山の代走・羽月にアウトを宣告したが、門脇が完全捕球していないと見た広島ベンチがリクエスト。審判団によるリプレー検証の結果、判定は覆らず、ようやく試合終了となった。

 大勢は15日の西武戦(東京D)で2―2の9回に2番手として登板したが、自らの失策に続いて頭部死球とわずか3球でプロ初の危険球退場。この日はそれから中7日と登板間隔が空いたが、苦手な左打者対策に課題を残した。5月12日の広島戦(東京D)で今季初の救援失敗となると、翌13日の同戦で2日連続の救援失敗。試合前まで対戦防御率12・00と広島戦は打ち込まれていた。

 大勢の投球内容は1回で打者6人に対して20球を投げ、2安打1失点。1三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は152キロだった。

 なお、これで大勢の今季広島戦成績は4試合に登板して0勝0敗2セーブ、防御率11・25となっている。

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