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「今季最大のセーブ」 アーセナルGK、劇的逆転劇の伏線…絶体絶命 ... - Football ZONE web

アーセナルGKアーロン・ラムズデール【写真:ロイター】
アーセナルGKアーロン・ラムズデール【写真:ロイター】

前半にカウンターで迎えた決定的な場面、ラムズデールが気迫のセーブ

 イングランド1部アーセナルは現地時間3月4日、プレミアリーグ第26節でホームにボーンマスを迎え撃ち、3-2で勝利した。後半アディショナルタイムに逆転するという劇的な結末となったなか、前半にGKアーロン・ラムズデールが見せたファインセーブに反響が寄せられている。

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 プレミアリーグ制覇へ、取りこぼしは許されなかったアーセナル。ところがこの試合では、前半キックオフ直後のわずか10秒で右サイドからのクロスに反応したボーンマスMFフィリップ・ビリングのゴールで失点した。そのままゴールを奪えずに前半を折り返すと、悪い流れを止められず後半12分に今度はコーナーキック(CK)の場面でDFマルコス・セネシのヘッドで2点目を献上している。

 しかし、その5分後にアーセナルはCKのチャンスを獲得すると、ボックス内でMFエミール・スミス・ロウがヘッドで折り返したボールにMFトーマス・パーティーがボレーで合わせ反撃の狼煙となる1点を返す。息を吹き返したアーセナルは後半25分にDFベン・ホワイトのゴールで試合を振り出しに戻すと、同アディショナルタイムに途中出場のFWリース・ネルソンがCKでこぼれてきたボールを豪快に左足で振り抜き逆転弾を決め、劇的な展開で試合をひっくり返した。

 アーセナルにとってなんともドラマチックな逆転勝ちとなったこの試合では、前半中盤にファンが注目した決定的な場面があった。それはボーンマスがカウンターを発動させた場面でのこと。センターサークル付近からのスルーパスに反応したMFビリングが左サイドをドリブルで駆け上がると、ボックス内でフリーだったFWダンゴ・ウアタッラにグラウンダーのクロスを送り込む。ところがこの絶体絶命のシーンで、アーセナルGKラムズデールが素早いステップでウアタッラとの間合いを詰めると、最後は右腕で気迫のセーブ。前半を2点ビハインドで折り返していたら、アーセナルにとって試合はさらに難しいものになっていただろう。

 この“神セーブ”に英メディア「スポーツ・バイブル」も注目。記事はラムズデールのファインプレーに対しSNS上でファンから、「今日の勝利にラムズデールはかなりの貢献を果たしている」「彼(ラムズデール)がいなければ我々はトップにいない」「今シーズン最大のセーブ」といった反応が寄せられたと伝えている。

 悲願のプレミア制覇へまた1つ歩みを進めたアーセナル。どんな苦しい場面でも決して闘志は衰えなかったようだ。

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