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これはパター練習革命か!? スマホ連動パターマット「セーブパット」がすごい - みんなのゴルフダイジェスト

パターはスコアの半分を占めるゴルフの超重要パート。と、わかっていながらショットに比べて練習量が少ないのもまたパッティングの常だ。そこでパターの練習不足を解消しパット数減少につなげるべく、スマホ連動の最新パターマット「セーブパット プラクティスマット」をテストしてみた![ゴルフダイジェスト特選商品]

スマホ連動パターマット「セーブパット プラクティスマット」

画像: 「セーブパット プラクティスマット」を試してみました

「セーブパット プラクティスマット」を試してみました

「僕はパットが得意です」というゴルファーは意外と少ない。とくにアマチュアゴルファーの場合に顕著で、なにしろ練習環境がないのがその大きな要因だ。せめて自宅でコツコツ練習すればいいのだが、これもなかなかやらなかったりする。理由はシンプル、地味なんですよパター練習。ショットに比べて爽快感がないし。

というわけで、せっかく買ったパターマットもくるくる丸まった状態で部屋の片隅に置かれている……みたいになりがち。これじゃあパット数もなかなか減ってこないというもの。

そんなパター練習やらない系ゴルファーにオススメしたいのが、「セーブパット プラクティスマット」(以下、セーブパット)だ。要するにパター練習用マットなのだが、これが普通の練習マットとは一味違うシロモノなのだ。

画像: スマホ連動なのが「セーブパット プラクティスマット」

スマホ連動なのが「セーブパット プラクティスマット」

普通の練習マットは芝があって穴が開いているというのが基本。カップが小さくなってたり、傾斜がついていたり、ボールを戻す機構に工夫があったりとその姿はさまざまだが、「マット+穴」は基本中の基本。

しかし、「セーブパット」の場合は違う。穴がないのだ。じゃあどうやって練習するんだよとなるわけだが、実はこのマットはスマホ連動型のハイテクマット。マットの上にある5つの十字型のマークの上にピッタリ止まるようにボールを打ち、ガイドに合わせて撮影することで、パッティングの「スタッツ」を記録してくれるすぐれモノなのだ。

とはいえ、このような説明を聞いても「マークの上に? 打って? 撮影して? なんだって?」と混乱する人が多いはず(私がそうでした)。なので、ここからは実際にこのパターを使ったパット練習の様子をご覧いただこう。テスターはみんなのゴルフダイジェストの編集部員でパットが弱点のゴルフ女子・S子だ。とにかく強気すぎて毎回オーバーしてしまうため、距離感がまったく合わないのが悩み。

セーブパット プラクティスマットの使い方

さて、「スマホ連動」といっても難しいことはない。商品に付属している説明書に記載されたQRコードをスマホのカメラでスキャン。そこからアプリをダウンロードすれば準備は完了だ。面倒な会員登録などは必要なく、使用するパターの名前を登録するだけ(パターによるパフォーマンスの違いも分析できる)。

画像: 説明書に記載されたQRコードをスキャン(写真左、中)すると、SAVE PUTTのアプリダウンロード画面が表示される(写真右)ので、そこから簡単に入手できる

説明書に記載されたQRコードをスキャン(写真左、中)すると、SAVE PUTTのアプリダウンロード画面が表示される(写真右)ので、そこから簡単に入手できる

アプリをダウンロードできたら、あとはパターの端にあるスタート地点(白い丸)からマット上の5つのターゲットに順番に打っていくだけ。理想は5球すべてがターゲット上にピッタリ止まった状態だ。

画像: 赤い丸で示したマット上の5つのターゲットを狙ってジャストタッチで打っていく

赤い丸で示したマット上の5つのターゲットを狙ってジャストタッチで打っていく

実際にS子に打ってもらうと、これがなかなか難しいようで、ショートしたりオーバーしたり、右に外したり左に外したりとバラバラ。ともかく5球を打ち終えたらアプリを立ち上げ、ガイドに合わせて撮影すると……。

画像: 5球打ち終わったらアプリで撮影

5球打ち終わったらアプリで撮影

「すごっ、私が打った結果がデータになってます。たとえば1球目は34.3センチショートして、左に2.6センチ外してる、とかが一目でわかります」(S子)

画像: 一番左が「リザルト」画面。打った結果がご覧の通り一目でわかる。中と右は「スタッツ」画面で、打った結果が分析できる。回数をこなすほど自分の傾向が見えてくる

一番左が「リザルト」画面。打った結果がご覧の通り一目でわかる。中と右は「スタッツ」画面で、打った結果が分析できる。回数をこなすほど自分の傾向が見えてくる

さらに、「STATS(スタッツ)」の項目をタップすると、ミスの傾向などが見えてくる。

「ジャストタッチ率が20%しかない……ショート率とオーバー率はともに40%で、『極端なミス率』は20%ですか、そうですか……(涙)」(S子)

ここでポイントは、5球とも違うターゲットを狙うという点だ。それにより、左に打ち出す場合と右に打ち出す場合、真っすぐ狙う場合など、状況によるミスの傾向が見えてくる。S子を例にとれば、50球練習するなかで、「右に打ち出す場合」にミスが多いことが顕著に見えてきた。

画像: 50球打つと、自分のミスの傾向が見えてくる。S子の場合、右に打ち出すときにミスが目立つことが可視化された

50球打つと、自分のミスの傾向が見えてくる。S子の場合、右に打ち出すときにミスが目立つことが可視化された

「本当にその通りで、コースでもフックラインが苦手で、たいてい距離感が合わないし思ったラインにも打ち出せないんです。セーブパットで可視化できたことで対策が立てられそうです!」(S子)

そして、S子が練習する姿を観察していて非常に印象的だったことがある。この練習、すごく楽しそうなのだ。
「うわだめだっ、オンザライン率が5%下がった〜!」
「おっ、今のはターゲットの上に乗りましたよ!」
こんな感じで一喜一憂しながら練習できるから飽きないのだ。

画像: 左が撮影画面。三角形のマーカーが重なるように撮影すると、右のようにアプリ上で止まった位置が記録される

左が撮影画面。三角形のマーカーが重なるように撮影すると、右のようにアプリ上で止まった位置が記録される

さらに、続けるうちに気づきも生まれてくる。

「普通のパターマットにはカップがありますけど、カップには強めに打てば入っちゃいますよね。これはカップがない分一個しか正解がないからわかりやすいです!」
「手でパチンと打っちゃうと距離感が合わないですね……! 体幹で打つ大切さがわかります」
「これ、結果がデータとして残っちゃうから、コースで打つ時みたいに緊張します……!」

などなど。商品説明を見ただけでは予想できないような意外なメリットが使うほどに生まれてくる。

画像: 「すっごく楽しい! これはオススメです」とS子。取材を忘れて打ちまくってました

「すっごく楽しい! これはオススメです」とS子。取材を忘れて打ちまくってました

これはITとゴルフの融合の、稀有な成功例のひとつ。ちょっと大袈裟にいえばパターマットのゲームチェンジャーという印象さえ受ける。自分のパッティングのミスの傾向を把握して、パッティングの向上を図りたいすべてのゴルファーに、オススメだ!

ゴルディロックスセーブパット プラクティスマットの詳細は、以下のゴルフポケットをチェック!

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