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巨人・大勢が史上4人目の新人30セーブ! 新人最多記録37セーブへ「塗り替えていくのが醍醐味」 - スポニチアネックス Sponichi Annex

<広・巨>史上4人目の新人30セーブを達成し「30」のポーズを取る大勢 (撮影・光山 貴大)
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 巨人のドラフト1位守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(23=関西国際大)が広島戦(マツダ)にリリーフ登板。1990年の与田剛(中日)、2015年の山崎康晃(DeNA)、22年の栗林良吏(広島)に続いて史上4人目となる新人30セーブを達成した。

 4―3とわずか1点リードの9回に5番手として登板。先頭の代打・松山にいきなり遊撃強襲の内野安打を打たれて塁に出した。代走・曽根が二盗に失敗して1死走者なしとなったが、大盛に一、二塁間を抜かれて好走塁で二塁打に。それでも代打・長野を152キロ直球で空振り三振に仕留めると、最後は西川をフォークボールで二ゴロに打ち取った。1回で打者4人に対して22球を投げ、2安打無失点。直球のMAXは154キロだった。

 大勢は両リーグ単独トップの25セーブをマークしていた7月19日に「特例2022」の対象選手として出場選手登録抹消。翌20日に無症状ながら新型コロナウイルス陽性判定を受けた。選出されていた球宴も辞退。マクガフにリーグ単独トップの座を譲り渡した。8月7日に再登録され、同日のヤクルト戦(神宮)で26セーブ目、10日の中日戦(バンテリンD)で27セーブ目。ブランクを感じさせない投球で順調にセーブを積み重ねた。

 14日の広島戦(東京D)で28セーブ目をマークした後にはチームが今季初の6連敗。出番が遠のき、21日の阪神戦(東京D)では5点ビハインドにも関わらず9回に登板する場面もあった。だが、前日25日の中日戦(東京D)で29セーブ目。史上4人目の記録に王手をかけていた。

 なお、新人記録は15年山崎と21年栗林の37セーブ。大勢は残り25試合でこの記録更新に挑戦する。

 ▼大勢 ここまで積み上げてこれたのも野手の皆さんが守ってくださったおかげだと思っているので、そういう一つ一つのいろんな人の支えがあって取れた30セーブかなって思います。(新人最多37セーブは)そういう記録だったりっていうのは塗り替えられていくっていうのがスポーツの醍醐味(だいごみ)だと思いますし、そういうチャンスをいただいているので、毎日全力で相手にぶつかっていって、しっかり記録を取れるように準備します!

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