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巨人・大勢が復帰即セーブ!コロナ感染で20日ぶり 4連勝呼んだ!セ・リーグ2位の26セーブ目 - スポニチアネックス Sponichi Annex

<ヤ・巨>試合後、小林から手荒い祝福を受ける大勢(撮影・白鳥 佳樹)
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 3点リードの9回。この日にコロナ陽性による離脱から戻った巨人の守護神・大勢がマウンドに上がった。1安打を許したが無失点で最速155キロ。7月18日のヤクルト戦以来、20日ぶりのセーブを挙げ「投げられることの喜びを感じました」としみじみと言った。

 7月20日にコロナ感染が判明。プロ1年目ながらファン投票で選出された球宴も辞退となり「選んでくれた方に申し訳ない気持ちが強かった」。隔離期間も部屋でシャドーピッチングやトレーニングを行うなど、体力維持のためにやれることは全てやった。

 チームは7月中にスタッフも含めて計84人が陽性になり、6試合が延期になった。その間に首位を走るヤクルトのマクガフにセーブ数も抜かれ、リーグトップの座を明け渡した。焦る心を抑え、5日にジャイアンツ球場でシート打撃に登板。久しぶりの打者相手の投球では変化球を多く試すなど感覚を取り戻すために必死だった。迎えた復帰登板。26セーブ目を挙げ、マクガフに1差に迫った。

 チームは首位・ヤクルトに2試合連続の逆転勝ちで、今季4度目の4連勝。借金3の4位と苦しい状況ではあるが、9日からは平内、今村、赤星も1軍に戻る予定で大勢を筆頭とする救援陣の層はさらに厚くなる。

 試合をこなしながらコンディションを上げていく作業はしばらく続くが、原監督は「我が軍は満身創痍(そうい)であるし、選手は体の張りというのは相当ありますよ。みんなでカバーしながらね」と前を向く。残りは41試合。整いつつある戦力で、何とか巻き返す。(川島 毅洋)

 ≪満塁被弾は今季8本目…球団最悪≫巨人の満塁被弾は今季8本目。シーズン最多満塁被弾は10年広島の12本だが、巨人では04年の7本を上回る球団ワースト記録になった。シューメーカーは5月7日ヤクルト戦で村上に打たれたのに次いで2本目。巨人投手のシーズン2本の満塁被弾は球団ワーストタイ。外国人ではシューメーカーが初めてだ。

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