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阪神・岩崎、締めた18セーブ! 6・1以来の方程式そろい踏み星 - サンスポ

1点の最少リードを守り切った岩崎。18セーブ目を挙げた(撮影・中島信生)

(セ・リーグ、阪神2-1中日、15回戦、阪神9勝6敗、15日、甲子園)虎党からの「あと1球」コールに背中を押されて試合を締めると、ポーカーフェースの岩崎も相好を崩した。頼れる守護神が最少リードを守る継投を完成させ、3連勝に貢献した。

「いつもそうですけど、先頭はしっかり抑えたいという気持ちがあったので。良い当たりはされちゃいましたけど、アウトになったので、良かったと思います」

7月6日の広島戦(甲子園)から中8日と間隔が空いたが、きっちり仕事を果たした。1死から代打・平田に外角の直球を中前へはじき返された。長打が出れば同点となりかねない緊迫した状況でも左腕は動じなかった。高橋周をスライダーで右飛、代打・三ツ俣に対しては真っすぐを3球続けて遊ゴロに斬り、今季18セーブ目を挙げた。

先発の青柳、七回の男・アルカンタラ、セットアッパーの湯浅とつないできたバトンを勝利目前で落とすわけにはいかなかった。勝ちパターン3人がそろい踏みでの勝利は6月1日の西武戦(甲子園)以来。今季序盤から務めるクローザーのポジションは重責を伴うが、「(準備には)もう慣れています」と頼もしい。

この日、ブルペンの一角として支えていたケラーが新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表され、登録抹消。そんな予期せぬ離脱があっても救援陣の中心に岩崎がいれば不安はない。チームはこれで六回終了時にリードしていると23連勝。投手陣が一丸となって戦っていることを数字も証明している。

「コントロールが思ったところに行く確率は上がっているので、もっと精度を上げていきたい」

夏場の9連戦も鉄壁のブルペンが支える。九回にマウンドに立つ背番号13が勝利の象徴だ。(織原祥平)

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