巨人の新人守護神・大勢が、08年の藤川球児(阪神)の32セーブ以来2人目となる、球宴前の30セーブ到達へ挑む。
今季は25試合に登板し21セーブ。「少しずつですけど、理想の形になってきている。右肩上がりでシーズンを終えられるような取り組みをしていきたい」と手応えを口にする。前半戦は残り32試合。あと9とする30セーブは通過点だ。
防御率2・19の新人守護神は、リーグワーストの救援防御率3・77のブルペン陣の支えだ。「いかに、しんどい思いをしているか。だから胃が痛くなるのも、本当にそう。しばらく見ていなかったらひどい数字になっていたな」と原監督。272失点は12球団最多、得失点差はマイナス22。指揮官は「俺、こんなシーズン初めて。得失点差がマイナスというのは」とするが大勢の奮闘もあり貯金5、首位・ヤクルトとは7ゲーム差の2位だ。
大勢はチーム方針でここまでない3連投にも前向き。「3連投するためにしっかり準備をしていきたい」と意欲を示した。(小野寺 大)
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巨人・大勢 球宴前に30セーブに挑む!現在21セーブ 達成なら08年阪神の球児以来2人目 - スポニチアネックス Sponichi Annex
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