Search

【巨人】大勢 19日か20日広島戦でセーブ挙げれば球団史上最速2ケタ…西村健太朗上回る - スポーツ報知

 巨人の大勢(翁田大勢)投手(22)が球団最速での10セーブ到達に挑む。ドラフト1位右腕は17日の阪神戦(甲子園)で両リーグ独走の9セーブ目を挙げ、2ケタセーブに王手をかけた。チームは開幕から20試合を消化しており、19日または20日の広島戦でセーブを挙げれば、13年西村健太朗(チーム23試合目)を上回り、球団史上最速での2ケタ到達。「今まで通りやるべきことはしっかりしたい。その結果、積み上げていければいいかなと思います」と自然体で新たな記録を目指す。

 怒とうの勢いでさまざまなレコードを樹立してきた。3月25日の開幕戦(対中日、東京D)で新人史上2人目となる開幕戦セーブを挙げると、今月13日のDeNA戦(那覇)では8セーブ目。シーズン17試合目にして、78年の角三男が持つ球団新人最多セーブ記録を更新した。「自分の任された仕事はしっかり果たして、その積み重ねが記録につながっていった」と謙虚に振り返っていたが、ここまで10登板で1勝9セーブ、奪三振率も12・60の快進撃。もはや「新人」という枠を超え、歴代の名だたる守護神たちの領域に入ろうとしている。

 プロ1年目の4月にしてすでに必勝法を確立し、この圧倒的な投球につなげている。「体重をつま先体重にならないようにしっかり足の真ん中で。そういう細かい軸が自分の中であって、それをやっていれば、悪いなりにもこなせるというのはあります」。関西国際大時代から二人三脚でやってきたパーソナルトレーナーとともに常に体を見つめ直し、微調整を繰り返すことでベストパフォーマンスを引き出している。

 首位・広島との3連戦。最終回のしびれる場面で大勢に出番が回ってくる可能性は高い。「投げている中で、自分のダメな部分も見えていた」と反省する日もあったが、原監督は「攻めることができている。非常にいいコンディションでおごることなく、いいと思うね」と信頼を寄せている。数々の記録を塗り替えてきた頼れる不敗の守護神が、好調広島打線の前に立ちはだかり、新たな記録を打ち立てる。(灰原 万由)

Adblock test (Why?)


【巨人】大勢 19日か20日広島戦でセーブ挙げれば球団史上最速2ケタ…西村健太朗上回る - スポーツ報知
Read More

Bagikan Berita Ini

0 Response to "【巨人】大勢 19日か20日広島戦でセーブ挙げれば球団史上最速2ケタ…西村健太朗上回る - スポーツ報知"

Post a Comment

Powered by Blogger.