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【動画】ブッフォンのスーパーセーブ集 いまなお語り継がれるあのビッグプレーも - スポーツナビ - スポーツナビ

 先日、育成クラブであるパルマへの復帰が発表されたジャンルイジ・ブッフォン。パルマのユニホームに袖を通すのは実に20年ぶりで、プロ27年目となる2021-22シーズンはセリエBが戦いの舞台となる。

 セリエA出場は史上最多の657試合、イタリア代表でもダントツ1位の176キャップを刻んだブッフォンは、現在43歳。20年以上にわたり世界のトップシーンで活躍してきたこのレジェンドこそ、史上最高のGKと評する声は少なくない。

 近年、重要度が高まっているビルドアップ能力こそ傑出しているわけではないが、サイズ(192センチ・92キロ)、セービングスキル、反応スピード、瞬発力、ポジショニング、判断力、安定性、リーダーシップ、勝負度胸など、GKに求められる資質、能力のほぼすべてをハイレベルで備える。とりわけ通算19年在籍したユベントスでは、信じがたいセーブで数えきれないほどチームを救ってきた。

 いまなお語り継がれるビッグセーブのひとつが、2016-17シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝・第1レグ、バルセロナ戦でのそれだ(32秒〜収録)。ユーベが1-0でリードしていた20分過ぎだった。リオネル・メッシの素晴らしいスルーパスにアンドレス・イニエスタが抜け出し、ブッフォンと1対1に。コースを狙ったイニエスタのシュートはほぼ完璧だったが、絶妙な距離まで間合いを詰めていたブッフォンが左手で止めたのだ。

 ユーベはその直後に追加点、後半にもゴールを奪って3-0で勝利。ブッフォンのスーパーセーブがなければ、ユーベはこの試合をモノにしていたかどうか分からないし、その後ファイナルまで勝ち進んでいたかどうかも分からない。

 15-16シーズンのセリエA11節、トリノ・ダービーでも試合の流れを変えるビッグセーブを見せている(1分16秒〜収録)。

 前半に先制しながら51分に追いつかれたユーベは、嫌なムードが漂いはじめるなかトリノにCKを与える。後方から猛然と走り込み、ドンピシャのタイミングでCKに合わせたカミル・グリクのヘッドはまさにパーフェクト。しかし、ゴール上方に突き刺さるかと思われたその強烈な一撃を、ブッフォンが驚異的な反応で弾き出す。このビッグプレーで悪い流れを断ち切ったユーベは、終了間際のゴールで勝利をもぎ取るのだ。

 ブッフォンのPKセーブで有名なのが、2002-03シーズンのCL準決勝、レアル・マドリー戦でのものだろう(1分26秒〜収録)。敵地での第1レグを1-2で落としたユーベは、逆転勝利を目指す第2レグで前半のうちに2点を先行する。だが、65分過ぎにPKを与えてしまう。R・マドリーのキッカーはルイス・フィーゴ。これが決まればトータルスコア3-3、アウェーゴールでも並ぶことになる。

 この絶体絶命のピンチをブッフォンが救う。フィーゴが撃つ瞬間に少し前に出て、瞬時の反応で右に跳びPKをストップ。ユーベを5シーズンぶりとなるCL決勝に導く、決定的なプレーだった。

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