
7月18日、1点リードの9回表に登板したアレックス・レイエス(セントルイス・カーディナルス)は、2人目と3人目の打者を歩かせたものの、ホームを踏ませることなく試合を締めくくった。デビューから失敗なしの通算24セーブ目。ラトロイ・ホーキンスが保持していた、デビューから23連続セーブ成功の最長記録を塗り替えた。
レイエスは26歳。メジャーリーグ5年目の右投手だ。初セーブは1年目の2016年に挙げ、通算2セーブ目は昨シーズンの最終登板で記録した。そして、今シーズンは開幕からクローザーを務め、通算3セーブ目以降を挙げている。
初セーブと2セーブ目の間が空いている大きな理由は、相次ぐ故障だ。2017年はトミー・ジョン手術を受けて全休。2018年も復帰登板で広背筋を痛め、1登板に終わった。2019年は開幕早々にAAAへ送られ、そこから1ヵ月経たないうちに壁を殴りつけ、左手の小指を骨折した。
故障なく過ごし、順調にキャリアを積み重ねていれば、セーブを挙げることもなかっただろう。そもそも、レイエスはリリーフ投手ではなかった。メジャーリーグでも、2016年の12登板中5登板と2018年の1登板は、先発投手として投げた(昨シーズンも15登板中1登板は先発だが、これはオープナーだ)。
セントルイス・ポスト-ディスパッチのリック・ハンメルによると、来シーズン、レイエスは先発投手に戻りたいと思っているという。今シーズンが終わるまで、連続セーブ成功を継続した場合、その続きは数年後ということになるかもしれない。再びセーブ機会に登板することなく、ストリークを継続したままキャリアを終える可能性もある。
なお、レイエスにストリークを更新されたホーキンスは、2001~02年にデビューから23連続セーブ成功を記録する前に、先発投手として5シーズンを過ごした。その後、ホーキンスは先発投手に戻ることなく、127セーブと185ホールドを挙げた。先発登板を含む1042登板は、ナ・リーグとア・リーグの球史において、歴代10位に位置する。
5年前にメジャーデビューした投手が「デビューから24連続セーブ成功」の新記録を樹立(宇根夏樹) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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