オリックス・増井浩俊投手(36)が先発する30日のヤクルト戦(京セラD)で前人未踏の大記録に挑む。
大記録はNPB史上初の「12球団勝利&12球団セーブ」だ。「セーブ」は、すでに18年6月29日の日本ハム戦(札幌ドーム)で達成。「勝利」は残すところ、ヤクルトだけとなっている。「一つのポジションにとどまれていない微妙なところはあるが、誰もやっていないということは嬉しいかなと思う」と謙虚に言う。
今季は先発として6試合に登板し1勝4敗、防御率4・94。「今シーズンまだ1勝しかできていない。相手がどこであろうと、とにかく勝ちたい。今は個人的なことは言っていられないので、何とかチームを勝たせられれば。それが記録にもつながる」と決意を口にした。
2009年ドラフト5位で日本ハムに入団し、18年からオリックスでプレー。通算540試合の登板で39勝43敗163セーブ、157ホールドを記録してきた。ベテランが耐久性と万能性を示す前人未踏の記録を成し遂げる。
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オリックス・増井 NPB史上初の「12球団勝利&12球団セーブ」へ 30日ヤクルト戦で挑戦 - スポーツニッポン新聞社
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