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加藤官房長官、「言論の自由など重大な懸念」 香港紙創業者の起訴巡り - 毎日新聞 - 毎日新聞

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加藤勝信官房長官=竹内幹撮影

 加藤勝信官房長官は4日の記者会見で、民主派支持の論調で知られる香港紙「蘋果(ひんか=りんご)日報」の創業者、黎智英(れい・ちえい=ジミー・ライ)氏が詐欺罪で身柄を拘束され、起訴されたことについて「一連の事案が、香港が享受してきた言論の自由や、結社、集会の自由などにもたらす影響などについても重大な懸念を持っている」と述べた。

 加藤氏は「昨今の香港情勢については深い懸念を持って引き続き注視し、中国側にもさまざまな機会に伝達し、諸外国とも連携して適切な対応を図っていきたい」と日本政府の今後の対応を説明。一方、香港民主派最大政党、民主党の立法会(議会)前議員、許智峯氏がフェイスブックで、国外への亡命を宣言したことを巡り、日本政府が受け入れる可能性を問われると「仮定の質問であり、答えは差し控えたい。一般論で言うと、外国の方が日本の在外公館に庇護(ひご)を求めてくる場合、具体的な対応については個別の事情に応じて対応を検討する」と述べるにとどめた。【佐藤慶】

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