【ワシントン=蒔田一彦】ブルームバーグ通信など複数の米メディアは22日、大統領選で勝利を確実にした民主党のジョー・バイデン前副大統領が、次期政権の国務長官にアントニー・ブリンケン元国務副長官(58)を起用する方針を固めたと報じた。24日に正式に発表される見通しという。
ブリンケン氏はバイデン氏と約20年の付き合いで、副大統領だったバイデン氏の国家安全保障担当補佐官も務めた。現在はバイデン氏の外交政策顧問として、政策立案を支えている。同盟関係や国際協調を重視する立場で、中国に対しても同盟国と連携して圧力を強める必要性を主張している。トランプ政権の「米国第一主義」からの脱却を掲げるバイデン次期政権の外交政策を、中心となって進めることになる。
ホワイトハウスの外交・安保政策の司令塔となる国家安全保障担当大統領補佐官には、ジェイク・サリバン氏(43)が起用される見込みだという。サリバン氏もバイデン氏が副大統領時代に安保担当補佐官を務めた側近だ。
大統領首席補佐官への起用が内定しているロン・クレイン氏は22日、米ABCテレビのインタビューで、バイデン氏が閣僚人事の第1弾を24日に発表することを明らかにした。
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