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アフガン駐留米軍、2000人撤収へ…トランプ氏「公約」実施 - 読売新聞

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 【ワシントン=横堀裕也】米国のミラー国防長官代行は17日、トランプ大統領の命令に基づき、アフガニスタン駐留米軍の規模を現在の約4500人から約2500人まで削減すると発表した。イラク駐留米軍も約3000人から約2500人まで削減する。いずれも来年1月15日までに完了させるとしている。

 来年1月20日のトランプ氏の任期満了を控え、駐留米軍の削減を急いだ形だ。米軍などを後ろ盾とするアフガン政府と旧支配勢力タリバンの和解協議で政府側を不利にするとの懸念が、与党・共和党からも高まっている。下院軍事委員会のマック・ソーンベリー委員(共和)は17日の声明で、「米軍の更なる削減は(米国とアフガン政府の)交渉力低下につながりかねない」と指摘した。

 米軍はアフガンに展開する北大西洋条約機構(NATO)軍の主力部隊だ。ストルテンベルグNATO事務総長は17日の声明で「性急な撤収でアフガンは再び国際テロリストの巣窟になりかねない」としていた。

 今回の削減方針について、大統領選で勝利を確実にしたジョー・バイデン前副大統領の政権移行チームは、トランプ政権から説明を受けられていない。トランプ大統領が大統領選での敗北を認めないためだ。政権移行期に対アフガン戦略やアフガン情勢が混乱する可能性がある。

 米政府は今年2月、タリバンと和平合意を交わした。これを受け、アフガン政府とタリバンの和解協議が9月に始まった。トランプ氏は2016年の大統領選以来、アフガンからの米軍撤退を公約に掲げてきた。

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