2020年11月23日15時36分
【ワシントン時事】複数の米メディアは22日、大統領選で当選が確実になったバイデン前副大統領が国務長官候補として、24日にもアントニー・ブリンケン元国務副長官(58)を指名する見通しだと一斉に報じた。また、大統領補佐官(国家安全保障担当)には、ジェイク・サリバン元副大統領補佐官(国家安保担当)(43)の起用が有力になっているという。
トランプ大統領が主導した「米国第一」から国際協調路線への回帰に向け、バイデン氏は経験を重視した外交チームづくりを目指しているとみられる。
バイデン氏が次期政権の大統領首席補佐官への起用を決めたロン・クレイン氏は22日、ABCテレビのインタビューで、24日に次期政権の閣僚候補の「第1弾」を発表すると表明。トランプ氏が敗北を認めない中でも、来年1月20日の政権発足に向けた準備を進める方針を明確にする狙いがある。
ブリンケン氏はオバマ前政権で、大統領副補佐官(国家安保担当)、国務副長官などを歴任。過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦の有志連合構築に尽力した。アジア政策にも精通しており、7月の講演では「同盟国を結集して中国が突き付ける挑戦に取り組む必要がある」と述べ、同盟重視を外交の基軸とすべきだとの考えを示した。
サリバン氏はクリントン元国務長官の側近として知られ、国務省政策企画局長などを務めた。両氏は今年の大統領選でバイデン氏の外交アドバイザーだった。
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