ペルーが政治的混乱で異例の事態に 1週間で3人目の大統領が就任 - livedoor

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　南米のペルーでは政治的な混乱により1週間で3人目の大統領が就任する異例の事態となっています。

　ペルーでは9日、国民から人気の高かったビスカラ大統領が汚職の疑いで罷免され、その翌日に国会議長だったメリノ氏が大統領に就任しました。しかし、罷免（ひめん）の手続きに国民が反発し、大規模なデモで死者が出るなどしたため、メリノ氏は就任から5日後に混乱の責任を取って辞任しました。メリノ氏の辞任を受けてペルー議会は16日に臨時の大統領を選ぶ投票を実施し、世界銀行元職員で「紫の党」に所属するサガスティ議員を選出しました。サガスティ新大統領は1996年に起きた日本大使公邸占拠事件で一時、人質になりました。ペルーでは来年4月に大統領選挙が予定されていて、政治的混乱が続きそうです。

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