HYTが新しく発表するレッドのH5は、火が自然侵食に対してドラマティックな影響を与えるように、生命の根本を表すこのカラーは、過去から未来への絶え間ない移り変わりをパワフルに物語る。立体的で透明な定評あるデザインが特徴的な 25個の限定エディションで、超極細のキャピラリーを流れるレッドの液体に沿って時間の経過が紡がれる。
「絶えず流れる時間。その時間を針やデジタルではなく、絶えず流れる流動性ある液体で表現できないのか。」このアイデアを具現化するために立ち上げられたHYTは、「Hydro Mechanical Horologist」(液体機械式時計師)を意味しており、様々な技術を応用しながら10年の年月をかけ、2012年以降、液体を用いた機械式時計で時刻表示をする様々な腕時計を実現している。※写真は1時53分1秒
HYT H5 RED
手巻き。41石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。SS(直径48.8mm、厚さ20.08mm)。50m防水。世界限定25本。791万円(税別)。9月発売予定
時のうつろいという本質を表すカラー
新作の H5 テーマとなるレッドは、ケースとダイヤルに用いられているチャコールグレー、シルバー、ブラックといったメインの色調の中でデザイン上の完璧な主役で、独特の趣を持つホワイトのスーパールミノバ®がバイタリティ溢れるダイナミックな魅力を添えている。これらをつぶさに見ることができるようにするのがドーム型サファイアガラスで、一つひとつのコンポーネントに見る者の視線を誘うとともに、時のうつろいがそこに留まるかのような感覚をもたらすだろう。
時計における科学、アート、デザインの融合
HYTのウォッチは、いずれも科学、アート、デザインが混然一体となった存在で、ブランド独自の時間をめぐる哲学から生まれたものだ。特許取得済みの機械的に駆動される流体モジュールがこの可能性に満ちた世界の源である。着色された液体と透明な液体で経過した時間と迫り来る時間の軌跡を描き出す独自のシステムだ。ふたつの液体が出会う地点が現在であり、絶えず動き続けては美しく漂うマイルストーンとなる。時間の経過を視覚化することで、すべてのウォッチは、過去、現在、そして未来における価値を思わせる。
1時53分1秒
レッドの液体による時間表示と12時位置のインダイアルは分表示、10時位置のインダイヤルは秒表示、2時位置にパワーリザーブ計を配する。レッドの液体は6時になるとフライバックするため、時の移ろいが感じられるのだ。また、文字盤のアワーリング、分針、ケースサイドのアワーマーカーは白色のスーパールミノバが塗布され、暗所で発光する。
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August 27, 2020 at 07:01AM
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