【モスクワ=小川知世】ロシアのプーチン大統領は1日、歴史的な安値が続く原油相場について、「主要な生産者と消費者とともに状況を緩和する解決策を見つけなければならない」と述べ、市場の安定に向けた連携が必要だとの考えを示した。原油価格の下落は米国の経済にとっても試練になると指摘し、米国などとの対話に前向きな姿勢を打ち出した。
同日テレビ電話で参加した閣議で発言した。プーチン氏はロシアの主要な輸出品である原油の価格下落が「非常に深刻だ」と述べ、石油輸出国機構(OPEC)加盟国や米国と協議していると説明した。原油相場の低迷が続けば油田開発への融資が滞り、将来的には油価の高騰として跳ね返ってくる恐れがある。プーチン氏は消費者にとっても打撃となる問題だと訴えた。近くエネルギー産業などへの新たな支援策を講じる方針も示した。
新型コロナウイルスの流行に伴う原油需要の低下とOPECとロシアなどによる協調減産の終了が重なり、油価は下落している。資源価格を調査する英アーガス・メディアによると、ロシアの代表的油種ウラルズの価格は3月30日に1バレル13ドルまで下落し、1999年以来の安値となった。
プーチン氏は3月30日にトランプ米大統領と電話協議し、エネルギー市場の安定で一致した。サウジアラビアが大幅な増産に転じ、供給過剰への警戒が強まるなか、市場安定に向けて米国との連携を探るとみられる。
"解決策" - Google ニュース
April 02, 2020 at 03:58AM
https://ift.tt/2R0xXC4
プーチン氏、原油市場「解決策が必要」 対話姿勢示す - 日本経済新聞
"解決策" - Google ニュース
https://ift.tt/38DfYbG
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "プーチン氏、原油市場「解決策が必要」 対話姿勢示す - 日本経済新聞"
Post a Comment